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Live=住む、居住する、暮す、生活する、本物のSpace=場所、空間、自由。LiveSpaceは本物の空間を提供するブランドです。Provide a better living environment for client=お客様により良い居住空間を提供する「住空間コンシェルジュ」の活躍をつづるLiveSpaceオフィシャルblogです。 日々の活動はこちらのブログ… http://ameblo.jp/ykawakami/
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プロフィール
HN:
Yukio Kawakami
年齢:
57
性別:
男性
誕生日:
1967/01/15
職業:
建築家
趣味:
バイク・音楽鑑賞
自己紹介:
■お菓子会社の企画室で商品開発やパッケージデザイン、デパートのショーウィンドウや店舗の設計施工を経て現在は住宅の設計デザインをメインに活動中。建築業界に早や18年・・・今までの経験を活かし人に優しい本物の家づくりを目指し「お客様に感動をあたえる家づくり」を心情に活動中。

■二級建築士・インテリアコーディネーター・照明コンサルタント・住宅断熱施工技術者・下水道責任技術者

■古材鑑定士・循環型民家解体士・古材活用士講師
厚生労働省認可財団法人職業技能振興会 古材施工技術士講師
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ソフトウェア開発・販売会社のメガソフトさんのアンケート調査でこういう消費者の方の意見が多かったとの事。

調査は、2008年8月12日~20日に実施。「3Dマイホームデザイナー」の登録ユーザーから住宅の新築やリフォームを経験した可能性がある約6万人に、専用ウェブサイトのアンケートフォームに記入するようメールで依頼。

実際に住宅の新築やリフォームを行った425人から回答を得たとの事…アンケートでは以外にも私たちが考える常識とは違う感覚を消費者の皆様が持っていることが浮き彫りになった。


新築やリフォームを行った建て主が設計事務所に依頼した理由として
「価格が安かった」が、
「提案力があった」や「デザインが良かった」を抑えた。
「ハウスメーカーより坪単価が安くできた」という意見もあった。

建て主向けの住宅デザインソフト「3Dマイホームデザイナー」のユーザーに、住宅の新築やリフォームを依頼した建築業者を選択したポイントを複数回答で尋ねた結果によると

設計事務所に依頼した理由は、
「設計の自由度が高い」が約23%で最も多かった。
次いで「価格が安かった」が約19%、
「提案力があった」と「デザインが良かった」がそれぞれ約14%だった。

ハウスメーカーは、「会社の信頼感」が約16%、
「担当者の気配り」が約14%、
「住宅展示場のモデルハウス」が約13%。

工務店は、「設計の自由度が高い」が約16%でトップ。
「価格が安かった」が約15%、
「担当者の気配り」が約13%と続いた。

全体では、「設計の自由度が高い」が約15%。
「会社の信頼感」が約14%、
「担当者の気配り」が約13%の順になる。


設計事務所もコスト面のメリットを訴求することで、建て主にアピールできると分析できるのではないでしょうか。業界の常識は非常識…そんなお客様からの声が聞こえてきそうな結果だと僕は感じました。

 

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築20年の洋風住宅ですが、水回りなどが交換の時期に入りますのでそれに合わせて奥さまの希望する古民家風のテイストでリノベーションをする予定で現在プランを作成しています。

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漆喰の壁に黒い古材・・・
無垢と自然素材を多用した住まいです。もちろん雰囲気が古民家だから住みにくいということはありません。
壁を撤去して全面的な動線の見直しで快適な住まいを計画しています。

構造的にもまだ築20年と新しい建物ですが、構造は再度計算しなおして現在のレベルに味付けしなおします。

見えるところも徹底的にこだわり…見えない部分もしっかりと、バランスがリノベーションには大切だと思います。

松前にある分譲地、ガーデンビレッジ北川原に僕の原点があります。


あそこはひどい場所でね・・・


アルミのカーポートは付けちゃ駄目だし、塀を造るのも禁止。屋根瓦は同じ商品を使うしかないし、設計も僕以外は設計しちゃ駄目って・・・


ひどいでしょ?


自由設計の注文住宅なのに、工事させてもらうこっちが注文ばっかりしてますからね。あの分譲地のコンセプトは、


「資産価値の落ちない街づくり」

 

街並みの景観を統一させてもらって、道路に面した庭はパブリックな庭、裏庭はプライベト・・・間口の狭い区画割りをわざとして家を建てる場所まで決めちゃいましたから。土地の造成をする前にもう完成イメージができていました(笑



 

道路もまっすぐすれば安くつくものをわざわざウネウネさせて、もちろん電信柱も立ててません。電信柱の件は結構電力会社との交渉に時間がかかりました。何せ「前例がない」っていうのばっかりですから…当時はみんなから絶対こんなの売れないって言われました。だから絶対このコンセプトは松山で浸透させてやるって…



 


建物は当時流行りだしたプロバンス風。



 


瓦屋根に左官の塗り壁、基礎のコンクリートが見えるのが嫌で、基礎まで外壁と同じ色で仕上げています。もちろん古材も使ってるし、窓は樹脂サッシ、カナダの木製ドアや煉瓦積みなど今のスタンダードなデザインコンセプトが凝縮されてます。この分譲地ができたから、まさに今の自分がいるって感じです。


日本は先進国の中で住宅に関しては残念ながら一番貧しい?文化が無くなってしまったと思うんです。


1軒1軒の住宅のデザインはいいんだけど、こと街並みとなるととても見れない。電線が縦横矛盾に道路の上に渡されて、色とりどりのブロック塀や和風の家の隣に洋風の家…


もうハウスメーカーの展示場を歩いているみたい。


ちょっと残念なんですよね。


僕は資材を海外から直接輸入してるんですが、その取引をするためにカナダやオーストラリアに勉強に行ったんですが、向こうの街並みって質素ですが統一感があって綺麗なんですよね。


「景観、ランドスケープ」って感じ、感動と気づきがありました。


日本も昔は綺麗だったんですよね、京都とか…京都も最近は景観条例が厳しくなって、建物の高さ制限や看板などが規制されてますよね。たぶん大変だと思うのですが長い目で見るといい事だと思うんですよ。


家が綺麗で快適な事も当たり前に大切ですが、自分たちが住むコミュニティも綺麗だと、きっと豊かな生活ができる気がするんですよね。


 

デザインは僕の家作りにおいては重要なファクターですが、一番大切なのは耐久性。構造的な安定性、力学意的に一箇所にストレスが掛からないバランスと、耐久性の高い部材の使用により耐用年数の高い住宅は基本です。日本の住宅の平均寿命は25年と言われてますが、 100年ぐらい持つのは当たり前だと思います。わずか25年で壊してしまったら、ひょっとすると住宅ローンだけが残ってしまうなんて恐ろしいじゃないですか。


構造はしっかりしていて堅牢。工場生産品の床材などは、今までのリフォームを手がけてきた経験から極力使いたくないですね。新品の時が一番性能も良くって綺麗だけど、年数を経過していくうちに古くなる。でも自然素材なら年数が経つほどにそれは味わい深くなる。経年変化による美しさ、まさにPATINA(パティーナ)です。


そして長い期間住むわけですから住まい方、ライフスタイルに合わせた可変性、フレキシブルな対応ができる工夫も必要。間取りの変更や、設備機器の交換が簡単にできる。そして飽きがこないトラディショナルなデザインペーソスも大切だったりします。ポイントにカラフルな色を取り入れるのは斬新な雰囲気で目を引きますし、その部屋のイメージを印象付けるので大切ですが、あまり賑やか過ぎるのも・・・


逆に今流行のシンプルモダンも写真写りはいいんですけど、ちょっと寒々しい、家は眺めて暮らすものじゃないんで、家具が入ってそこで生活するわけですからその生活感をどうイマジネーションを高めて推理できるかがいいデザイナーの条件じゃないかなと思ったり、でも新しいお客様に来ていただくには家具の無い、おしゃれな空間でデザイン的にも完結させないといけない。難しいですね。



この仕事に限らず、人生いつまでも勉強必要ですよね、人と会って話すのも勉強ですし、本を読むのも、お客様とお話してて教えられるって事多いですよね。家の設計ってそのお客様の家族の人生に参加するってことですし、お客様の十年後、二十年後の未来を創造しながら提案しないといけない。それがプロの仕事。目先の事も大事だけど将来を見据えた視点でお客様の要望だったとしても、駄目なものは駄目って、はっきりと言える、本当の意味で信頼される家づくりのパートナーになるのが夢ですね。

愛媛県松山市のK様邸・・・先月25日から解体が始まりました。母屋を解体して古材を買い取らせていただき、隣にある納屋は瓦を買い取りさせていただき葺き替えます。納屋の修理に使う木材も、母屋の木材を再利用していきます。

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瓦は丁寧にレッカー車を使っておろしていきます。手間がかかりますが、環境に配慮した循環型社会のこれからの時代はこういう解体が当たり前だと思います。

国土交通省が11月28日、2008年10月の新設住宅着工戸数は前年同月比19.8%増の9万2123戸と発表した。

08年7月以降、住宅着工戸数は改正建築基準法施行の影響で激減した前年同月を大幅に上回る状況が続き、8、9月はそれぞれ50%あまり増えたものの、08年10月は控えめな増加となった。

激減した07年後半の水準と比べてもさほど増えていないのは、平年並みの着工戸数をかなり下回っていることを意味する。06年10月の着工戸数11万8360戸との比較では、22.2%減だった。

なかでも持ち家が振るわず、07年10月の着工戸数と比べても4.3%減の2万6533戸となり、4カ月で前年同月を下回る状況に戻ってしまった。貸し家は35.4%増の4万2940戸、分譲は28.9%増の2万1963戸だ。分譲住宅のうちマンションは前年同月比96.3%増だったが、戸建ては11.8%減と、持ち家と同様に前年同月比で4カ月ぶりにマイナスとなった。

分譲マンションの着工戸数の動向には地域差がある。首都圏の6047戸が前年同月比124.6%増、近畿圏の2917戸が82.2%増だったのに対し、中部圏の691戸は31.8%減となった。


最近も住宅会社さんの倒産が相次いでいますが、住宅会社が経営破たんに至る主な要因には4つのパターンがあると言われています。

まず、1、そもそも体質的に低収益で、資金の内部留保が少ないパターン。こうした会社は金融機関の融資も受けにくく、改正建築基準法の施行に伴う住宅着工戸数の激減のような経営環境の急変に対応しにくい。

2、事業の拡大を急ぎすぎて挫折する。事業の急拡大はリスクを伴い、売上高増でカバーしきれないほどの経費増を招いたり、社員、職人の質や肝心の住宅の品質が低下したりすることもある。

3、戸建て分譲住宅中心の会社ならば、土地取引絡みで潰れるケースが中心。分譲住宅の事業は大量の土地仕入れが不可欠のため、経営が健全でも借り入れは比較的多くなりがち。住宅の売れ行きが鈍れば土地の在庫を抱えざるを得ず、すでに借金が多いので金融機関から新たな融資も受けにくい。さらに、最近の地価下落のため、在庫の土地を売却しても窮地を脱するのは困難。

4、ワンマン経営者が、過去の成功体験にとらわれて経営上の判断ミスを犯し、会社を潰してしまうパターン。住宅や販売手法などを、顧客のニーズに応じて刷新していくことを怠り、社員や周囲の意見に耳を傾けない経営者がいる。そのことが顧客の減少、業績悪化を招く恐れがある。

書き出してみると理解できる簡単なことですが、渦中にいると気がつかないもの…
自社や取引先を俯瞰して冷静に見直してみる視点が必要な昨今の状況ですね。

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